2014年3月4日火曜日

神戸「手作り市」in 六アイRink

この日曜日の神戸「手作り市」in 六アイRink無事に終わりました。
ん〜、やはり少し集客というか、宣伝が弱い様で静かでしたね〜(笑)
 作家さんとのコミュニケーションの場としては最適です♪
駅近で屋内ですので天候に左右されず悪くはないのですが、
もっと神戸駅から三宮駅を利用される方ぐらいには
駅で知って頂けるぐらいの宣伝があると良いですね〜♪
勿体ないですね。

 作家さん目線での話しだと
最近はクラフトブームらしく、こういったイベントも増えている様で、
作家さんも趣味レベルの人もいれば作家活動で生活している人もいますので
やはり集客率の良い所を探しますし、そちらへ流れてしまいますからね(汗)

うちからここは近いので、是非盛り上げて頂きたいですね〜♪



それでもうちは良かったですね♪
感謝感謝です♪
イヤホーンホルダーはここでも「有りそうで無かったわ〜」
とか「ほんま鞄の中ですぐぐちゃぐちゃになるからね〜」と
評価良く購入して頂けました。

 そしてO君ありがとね〜♪
またまとめ買いしたくなる様な物を製作しておくので
また遊びに来てくださいね〜♪


さてさて、この次は3月21日、22日、23日のOSAKAアート&てづくりバザールVol.15 in ATCです。
通常業務のオーダーもまた溜まってきてますのでゆっくりしてる暇がないっすね♪
 
消費税が上がる影響でしょうか
コードバン物など高額オーダーが続いています。
ただ、消費税に関わらず、今後コードバンなど価格が上がりそうな感じですね。

実際、コードバンの仕入手配が大変で、長いとこで8ヶ月待ちの所もあるんです(汗)
メーカーさんが言うには
世界的にヘルシー食志向らしく肉食が減っているので
原皮が海外から入ってこないらしいです、、、

あと、良くある話しで中国の買い占めらしいですよ。
ですので皮革全般に価格が上がる感じですね(汗)

イベントではイベント価格で特価ですが、今後はどうなるか分かりませんね〜

で、これからまだまだ希少性が上がりそうなコードバンですが、
なぜ高価なのかご存知でしょうか?
一般的には高級皮革とは聞いた事があると思いますが
実際には良く分からないと思います。

それどころかまだまだ合皮?本革?の選択肢の様ですので
ぜひぜひ知って頂きたいですね〜♪

で、コードバンとは、農耕用の馬のお尻の一部から採れる革で、
サラブレッドやポニーからは採れないんです。
限られた種類の馬からごく一部の副産物として
採れる非常に希少性の高い素材です。

これは牛革ですが、ちょうど牛や馬を縦に割った、半身分の革です。
左がお尻で右が首で上が背中で下がお腹ですね。
だいたい240ds(1ds:10cm×10cm)あたりあります。

で、馬革のコードバンは、半身分の革に対して、
茶色い部分ぐらいしか無いんですね〜、だいたい20dsぐらいです。
ですのでうちで使う栃木レザーと比べても3倍ぐらいの価格ですよ(汗)
一般的なレザーはコラーゲン繊維が絡み合いながら横に走っていますが、
コードバンは繊維が整然と縦に並んでいて綿密です。
ですので、コードバンの裏地とサドルレザーなどの牛革の
裏地は全く違います。

革は「銀面」と呼ばれる表皮とその下の「床」の二層構造ですが、
コードバンは表面の銀面を持たない、
コードバン層の「床」のみを使用する単層構造です。
その片面をガラスなどで磨き上げ艶を出したり、塗装し色を付けている面が皆さんが
目にするコードバンの表面なんですね。

コードバンは非常に硬い表皮に守られていて、革の中に眠るコードバンを丁寧に磨く
様に削り出す事から、「革の宝石」とも呼ばれています。
その他に「革のダイアモンド」や「幻の革」とも呼ばれています。

このコードバンをなめす事ができるタンナーが、日本とアメリカそれぞれに1軒しか
無い為、さらに希少性の高い革とされています。

それが良く雑誌でも目にする
新喜皮革さんとホーウィン社です。 

これをふまえた上でまたイベントでうちを見かけたら
コードバンの作品を手に取って観て下さい(笑)

ちょっと革の楽しみ方が違ってくるかも知れないですね♪



2014年3月2日日曜日

明日は神戸「手作り市」in 六アイRinkっす♪

さて、もう0時ですが相変わらずギリギリまで何かしら準備しています(汗)
これでも少し早くなりましたね(笑)
明日は6時起きですね〜

さて、今回のイベントからの新作を一部紹介です♪

あまり小物をやってこなかったのですが、
イベントで良く「名刺入れ無いの?」と聞かれますので
今回製作してみました〜♪

 昔の書類入れの様に紐で閉じます。
ボタンの様な所は馬のお尻の革です。
手前の黒が英国製ブライドルレザーで
奥の茶色が新喜皮革製のコードバンです♪

贅沢なカード入れですが、質感は最高ですね。
使用にあたって良いあじが出てくるとさらに雰囲気の良い物になると思います。
色は画像よりもう少し深めで渋い感じですね♪

 表面の線の様な物はブライドルレザー特有のロウです。
これが取れてくるとツヤツヤな表面が出てきます。
金具が少し主張気味かな、、、
ちょいと課題ですね。



 もちろんマチ付なんでそれなりの枚数のカードが入ります。



 黒いところはブライドルレザーです♪
最近のalbatoryの看板的な組み合わせです♪ 

こちらはマチも黒になります。

こちらはプレーンタイプというかノーマルタイプです。
こちらも贅沢なブライドルレザーとコードバンです。

 ちょっと画像の色味がどうもうまく表現できてないので、
現物を観て頂きたいですね♪
全体的にもう少しアンティ−クな雰囲気ですよ♪

 こちらはおかげ様で完売していたキーケースです。
前回はコードバンのナチュラル色と赤茶色のみでしたが黒が新登場です。
さらにバージョンアップでフラップ部分が前回は一枚革でしたが
今回から裏地付のステッチ仕様です♪

 さらにさらに金具の所にロゴが入りました〜♪
ちょっとしたことで随分雰囲気が変わりますね。

 最後はちょっとした靴べらのキーホルダーです。

 靴べらとして使えなくは無いですが、
革紐を引っ張らない様にお願いします(笑)

その他にもこれも完売したイヤホーンホルダーも増産しました♪
今回はサドルの赤色や、馬革でベルトに使用する革でも製作してみました。
良かったらいろいろ選んでくださいね。

albatoryはあえて少し高額ですがコードバンやブライドルレザー、
栃木レザーに拘っています。
イベントに出展する時にalbatoryの紹介は
「古き良き時代」「良き素材」「手作り」をテーマにしています。
最近巷では肌触りの良いしなやかで、使い易く
カラフルなレザーが主流の様です。

ですがうちはうちが思う一番革が革らしく思えた時代、
素材、質感、色などを選んでます。
革が革らしく深い色、艶を出します。
その革本来の色、艶を楽しんでみて欲しいですね♪

まだまだですが、最近のカラフルで量産された安価な家具では無く
木なら木と元の素材の質感が感じ取れ、
使えば使うほど深みを増して、独特の存在感をかもち出す
アンティーク家具の様な雰囲気を楽しんでもらえる様な
物作りを目標的にしています。

、、、う、うまく伝わったかな?(笑)